個人で仕事ができる様になったきっかけ

仕事が忙しい時ほど掃除をしたくなる心境です。

ですので朝から掃除機をかけ、2日連続のブログ更新です。

 

自宅で仕事をするまでは僕もごく普通の会社員でした。

建築業界なので、毎日10時まで仕事をするのは当たり前。残業代も当然でません。

朝も満員電車をさける為に相当早起きして1時間半かけて8時には会社についていました。

こんな生活をしている方、たくさんいると思います。

その時から比べれば、今のスタイルは夢みたいです。

今日はどういう流れで会社から離れて自宅で仕事をしているかをまとめてみたいと思います。

 

20代中頃までは正社員として、都内勤務していました。

そこでは本当に頼れる上司もいなく、自殺も考えた位追い込まれた時期もありました。

でもそこまで追い込まれたからこそ、もうこの会社は辞めようと思い、きっぱりと退社意思を伝え、転職しました。

この時は実家暮らし。

このメリットは非常に大きかったです。

一人暮らしだったらそのまま続けていたかもしれません。

 

転職活動というよりも、辞める事を取引先等に伝えたら拾ってくれる会社があったのでそちらに移りました。

ただ、その条件は業務委託契約

特に雇用形態なんて気にもしていなかったので、月40万位で契約してもらいました。

 

ただ、この金額には保険も補償も何もありません。

この金額の中から全て自分で年金から健康保険、税金を支払う必要があります。

そして正社員を辞めた途端に結構大きな税金の請求がきます。

これは覚悟しておいて下さい。

貯金がないと絶対に払えない額がきます。

 

 

その会社も3年程続けましたが、この金額の収入だと貯金もできないし生きていくのが精一杯。

 

丁度その会社も営業所閉鎖する為、僕も当然辞める事に。

この時30歳。

 

生活もあるので、どうしようかと思っていた所、とりあえず派遣でもやろうかと思って時給のいい仕事を見つけて応募しました。

この時、グループ面接だったのですが、すごく興味深い人が一緒だったのを今でも覚えています。

面接が始まると、面接官が僕ら一人ひとりに色々聞いていくんですが、すごく練習したんだろうなーって丸わかりの受け答えをする人がいました。

 

これを見て、あー、寄せに行ってるなーってすごく感じました。

気に入られようとする気満々というか、自分の意思が全然ない様に感じました。

 

それを見て、僕はごく普通に面接官に聞かれた事をその場で考えて自分の言葉で話して即採用。

 

じゃあ1週間後位に仕事始めようという事になって帰宅している途中に今まで一緒に働いていた知り合いから連絡がありました。

 

今なにやってるの?という事だったので、状況を伝えたら、図面書いてくれる人探しているからやってみない?という連絡でした。

 

その時はまだ仕事もやっていなかったので、やる!と即答してすぐにその会社のお偉いさんに会わせてもらって、じゃあ仕事出てきたら連絡するという事でした。

でもまだ仕事が振られていない状態です。

さてどうしようという時に、また同じ人から連絡あって、戸建ての方の仕事もあるけどやる?という連絡があったので、やる!と即答。

すぐに別会社の図面屋を探している人に会いに行き、今までやってきた図面を見せて、じゃあすぐにやってとその場で仕事をもらいました。

 

そこからは仕事があれば断らずに全て引き受けました。

最初はこの紹介してくれた2社から仕事をもらい、その年の収入は5月位から初めて300万位でしたが、その年の後半になって、もう一社、それも今まで働いてきた人(他の人)からの紹介でもう一社、合計三社から仕事をもらってほぼそれが今の仕事先になっています。

 

こういう流れで自宅で仕事ができる様になりました。

 

2年目には月に100万を超える入金額になる事もあり、今まで我慢してきた物欲が顔を出し、色々と欲しい物を購入しました(笑)

 

ですので、紹介してくれた二人には凄く感謝しているし、まだ仕事をくれる取引先にも非常に感謝しています。

 

結局はゼロの状態からこういう流れになるのではなく、今まで真面目に仕事に取り組んできた事の延長線上に今があると思っています。

そして運もタイミングも決断も色々なものが重なって今に至っていると書いていて思いました。

 

会社員の方でこれを読んでくれている方。

個人で仕事をしたいと思ったら、絶対にすぐに会社を辞めてはいけません。

毎月決まったお金が入金される安心感は絶対に必要です。

 

会社員をやりつつ、個人で仕事できる事をみつけ、個人の仕事が忙しくなってきたら辞めるという順番が理想だと思います。